アンチエイジング、疲れ目に役立つ「桑（くわ）」

生薬としての桑
桑（くわ）は、葉がカイコのエサに使われることで知られる樹木です。中医学において、葉から、実、枝、皮まで生薬として使われています。その中でも、加工品が比較的手軽に入手できるのが「桑の実」と「桑の葉」です。

桑の実
桑の実は「マルベリー」ともよばれ、甘酸っぱくて美味しいフルーツです。乾燥させたものは「桑椹（そうじん）」という、アンチエイジングの生薬です。旬の時期には生、それ以外はジャム、ジュース、スイーツなどの加工品で入手が可能です。

桑の葉
一方、桑の葉は乾燥したものが「桑葉（そうよう）」という名の生薬です。疲れ目や目の充血に役立ちます。また、余分な熱を冷ます効果もあり、風邪や頭痛などにもパワーを発揮します。おもにお茶として、販売されています。

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